ナベフィ大佐に反旗 | kan-sukeのアメブロ

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観劇した舞台のことなど書いていました。
2015年9月より、新たにブログを作成し
そちらをメインブログとしております。
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プロ野球・巨人の清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)が

文部科学省内で会見し、巨人軍の渡辺恒雄球団会長

(読売新聞グループ本社会長・主筆)が球団人事に介入し

「球界で生きる選手、コーチ、監督の基本的人権をないがしろにした」

として内部告発した。

 清武代表によると、来シーズンのコーチ人事をめぐって

岡崎郁1軍ヘッドコーチとの契約が内定しているにもかかわらず、

今月9日、渡辺会長から「1軍ヘッドコーチは江川卓氏とし、

岡崎コーチは降格させる」と告げられたという。

 清武氏は会見趣旨を説明する文書の中で

「巨人にもコンプライアンスが要求される。それを破るのが、

 渡辺氏のような最高権力者であっては断じてならない」と

痛烈に批判した。また、GM編成本部長の仕事として

「巨人が闘う人的物的環境を整え、また新たな思想のもとで、

 常勝の巨人軍の実現に貢献することだと思い定め、

 補強一辺倒の強化策からの脱皮をはかって来ました。

育成制度や選手錬成システムを充実させて若者の力を生かしながら、

補強とのバランスをとった、永続的なチーム整備に力を尽くして

きました」としている。また、企業のコンプライアンスについて

 「全ての会社にそれが求められるように、読売巨人軍にも

内部統制と健全な企業体質、つまりコンプライアンスが要求されると

思います。それを破るのが、渡辺氏のような最高権力者であっては

断じてならないのではないでしょうか。大王製紙やオリンパスの

ように、企業の権力者が会社の内部統制やコンプライアンスを

破ることはあってはならないことです。私は11月9日に

渡辺氏とお会いした際、これらのことにつき翻意を求めましたが、

聞き入れられませんでした。そこでやむなく本日の会見に

至ったものです」とし、最後に

「私は、ジャイアンツというチームにも、読売巨人軍という会社、

そして私を育ててくれた読売新聞社にも深い愛着があります。

選手、コーチ、監督を心から敬愛しています。そして、何よりも

多くのファンの方々を愛しています。私には彼らを裏切ることは

できません。不当な鶴の一声で、愛する巨人軍を、プロ野球を

私物化するような行為を許すことはできません。これから

どのような立場になろうとも、巨人軍、プロ野球界、プロ野球ファンの

皆様に寄り添う存在でありたいと願っています」と結んでいる。