中山競馬場で行われた第56回京成杯オータムハンデは、
横山典弘騎手騎乗の2番人気フィフスペトル(牡5、加藤征弘厩舎)
が道中は中団を追走、最後の直線で外から差し切り1着となり、
2008年函館2歳S以来3年1ヶ月ぶりの重賞勝利となった。
勝ちタイム1分31秒9(良)。2着に7番人気アプリコットフィズ、
3着に3番人気レインボーペガサスが入り、1番人気に支持された
エアラフォンは5着に敗れた。
レースはメイビリーヴがハナを切り、フライングアップルが番手。
マイネルファルケ、タマモナイスプレイが続き、レインボーペガサスと
フィフスペトルらが中団、エアラフォンは後方3番手から。
4コーナーで外からアプリコットフィズが進出し、フィフスペトルも
連れて先団にとりつくと最後の直線で2頭の叩き合いとなり、
フィフスペトルが凌いで1着となった。
フィフスペトルは父キングカメハメハ・母ライラックレーン・
母の父Bahriという血統。通算成績は17戦5勝で重賞2勝目。
横山典弘騎手は1998年シンコウスプレンダ、2001年
ゼンノエルシドに続き京成杯AH3勝目。加藤征弘調教師は
京成杯AH初制覇でJRA重賞6勝目。
中山の開幕週でただでさえ先行有利な芝マイル戦。
おまけに内枠を引いたら行くだろう、コスモセンサー。
メイビリーヴとかが行ったから控えるにしてもせめて
3・4番手だろう。中団で届くわけがない。