中山競馬場で行われた3歳牡馬クラシック第一冠・皐月賞の
トライアル、第48回弥生賞は岩田康誠騎手騎乗の1番人気
サダムパテック(西園厩舎)が最後の直線で差し切り1着となった。
勝ちタイム2分1秒0(良)。2着争いは際どくなったが
2着に7番人気プレイ、3着に5番人気デボネアが入り、
この上位3頭が皐月賞の優先出走権を獲得した。
サダムパテックは父フジキセキ・母サマーナイトシティ・
母の父エリシオという血統で、JRA通算5戦3勝。
重賞は2010年東京スポーツ杯2歳Sに続いて2勝目。
鞍上の岩田康騎手、管理する西園調教師はともに
弥生賞初勝利となった。岩田康誠騎手は2009年アンライバルド、
2010年ヴィクトワールピサと皐月賞を連覇しており
今年はサダムパテックとのコンビで3連覇を目指すことになりそうだ。
本命にしたデボネアがインから伸びてきたときはもらったと
思ったが、アッパーイーストに食い下がられてプレイも来て、
サダムパテックには一気にかわされた。なんとか3着は確保。