東京競馬場で行われた第25回根岸ステークスは、
幸英明騎手騎乗の2番人気セイクリムズン(牡5、服部厩舎)が
ダノンカモンとの叩きあいを制して快勝。前走のカペラSに続き
重賞連勝を飾った。勝ちタイム1分23秒0(良)。2着に3番人気
ダノンカモン、3着には10番人気ダイショウジェットが入った。
1番人気に支持されたケイアイガーベラはハナを切ったものの
最後の直線で失速し8着に終わった。
セイクリムズンを管理する服部調教師は、かつてダートで
交流GI7勝のブルーコンコルドを管理しており、主戦騎手は
セイクリムズン同様に幸騎手が務めていた。今後は
フェブラリーSや交流GIで大先輩に近づけるかだろう。
セイクリムズンは父エイシンサンディ・母スダリーフ・母の父
サウスアトランテイツクという血統で通算成績23戦8勝。
重賞は2010年カペラSに続き2勝目。騎乗した幸英明騎手、
管理する服部利之調教師はともに根岸S初制覇。
人気どころで唯一東京に実績のなかったケイアイガーベラが
8着に敗れた。陣営も早めに美浦に入厩させるなど対策は
とったが、ベストの1400でも失速。左回りか長い直線のどちらか
(あるいは双方)が合わないのだろう。