中山競馬場で行われた第58回日経賞は、松岡正海騎手騎乗の
6番人気マイネルキッツ(牡7、国枝厩舎)が最後の直線で内から
伸び、馬群を割って1着となり重賞2勝目を挙げた。勝ちタイム
2分34秒1(稍重)。2着は後方から外を回って追い込んだ4番人気
エアシェイディ、3着には7番人気トーセンクラウンが入った。
昨年の日本ダービーロジユニヴァースが約10カ月の出走となり
1番人気に支持されたが、離れた2番手から抜け出しを図るも
伸びきれず、前が狭くなる不利も重なり6着に終わった。
マイネルキッツは父チーフベアハート・母タカラカンナ・母の父
サッカーボーイという血統で、JRA通算35戦7勝。重賞は2009年
天皇賞・春に続いて2勝目となった。
中山の2500で逃げ馬不在。これは内枠の馬が残ると踏んで
エアジパングで一発狙ったものの、まさかの後方待機。
切れる脚があるわけでもないのに、エアシェイディと同じ位置に
いたら勝てません。