失言担当大臣 | kan-sukeのアメブロ

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観劇した舞台のことなど書いていました。
2015年9月より、新たにブログを作成し
そちらをメインブログとしております。
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亀井静香なる郵政・金融担当大臣が会見で口にした

「神戸のA少年じゃないけど、純ちゃん(小泉元総理)が

 郵政を切り刻んだ」という発言が波紋を呼んでいる。

亀井大臣は毎週2回、記者クラブ向けの第1会見と

フリー・雑誌記者向けの第2会見を開いており、問題の発言は

第2会見で飛び出した。日本郵政の分社化について今後どのように

処理していくかという専門紙記者の質問に対して

「とにかくあれは、純ちゃんが、神戸のA少年じゃないけど、

 切り刻むのが趣味じゃなかったんだろうけど、もう切り刻んで、

 明治以来の国民的財産を、有機的につながって協力しながら

 やってきた事業体を、もうズタズタに切っちゃったんですよ」

小泉元総理が進めた郵政民営化・分社化路線を批判したうえで

マスコミ批判まで付け加えたという。

「これで半分くらいの郵便局が 3つに仕切っちゃって、

 お互いに行き来ができない、協力できない。そんな馬鹿げたことを

 やって民営化だと言ったわけでしょ。ガタガタになっちゃった。

 モラルも落ちるしね。それをマスコミがこうやって、いまでも

 もてはやしているわけ。これを変えます。抜本的に変えますから。

 ちゃんとしますよ」


 この大臣の失言または暴言は今に始まったことではないが、

大臣として、いや人として言ってはならない発言だろう。

最近ではBS放送で

『国民の相当数が冷静な判断能力を持っていない』と言うなど

不用意な言動が続いているそうで、失言が続くと麻生前首相のように

なりかねないだろう、と言う声もあるが麻生さんの場合は

少なくとも悪意はない。しかるに亀井大臣の場合は

あからさまな悪意、憎悪の念すら受ける。

私怨により結成した政党、しかも衆院で3議席しか獲れなかった

政党の代表が閣僚入りしていること自体おかしいが、

今まで鳩山政権を一度でも支持したことがある方は

なぜこのような閣僚がいる政権を支持できるのか教えて欲しい。

ただ、国民の相当数が冷静な判断能力を持っていないという

指摘は否定できない。だからこそ、母親から労働なき富を得つづけた

首相が誕生してしまったという事実がある。