京都競馬場で行われた第17回平安Sは、岩田康誠騎手騎乗の
5番人気ロールオブザダイス(牡5、角居厩舎)が最後の直線で
馬群を割って抜け出し、1分51秒1(良)で快勝。重賞初制覇。
レースは伏兵トシナギサがハナを奪い、人気のウォータクティクスや
アドバンスウェイは2・3番手で控える形。4コーナーでトシナギサが
失速しアドバンスウェイが先頭に立つが、好位追走のネイキッドや
ロールオブザダイス、さらにダイシンオレンジが先頭をうかがい、
馬群を割って抜け出したロールオブザダイスがダイシンオレンジを
振り切り初重賞勝ち。2着に1番人気ダイシンオレンジ、3着に
ネイキッドが入線。2番人気ウォータクティクスは8着に終わった。
ロールオブザダイスは、父トワイニング・母ラブフォーエバー・
母の父サンデーサイレンスという血統で、通算25戦6勝。前走は
昨年末の東京大賞典に出走しサクセスブロッケン・ヴァーミリアンに
続く3着だった。重賞は初制覇。岩田康誠騎手、角居勝彦調教師
ともに平安S初制覇。
京都ダート1800は内枠有利。内枠をひいた人気どころの
ダイシンオレンジ・ロールオブザダイス・トーセンアーチャーの
どれかを本命にしようとして、選んだのがトーセン・・・
また出遅れ。最後はそれなりに伸びてきて5着だから
次走もまたそこそこ人気になってしまうだろう。