相撲協会を解雇された元・若ノ鵬(ガグロエフ・ソスラン)が
八百長の告発はウソだったことを明らかにした。
陳述書によると、取材を仲介した人物に
「親方や他の力士から八百長を強要されたといえば、
悪い親方や力士を責め立てることができ、角界に戻れる」
と言われ、9月末に行われた週刊現代の取材や会見で
事実と異なる内容を告白。しかし、当然ながらその後も
解雇が撤回されなかったため、週刊現代に記事や発言の撤回を
求めたが「取り消せない」と断られたという。
その上で「仲介者と週刊現代にだまされた」とするとともに、
実名を挙げた力士に「本当に迷惑をかけました」と謝罪。
また大麻所持で逮捕されたことについては
「スピード出世で有頂天になっていた」と反省。
一方、週刊現代は「若ノ鵬本人に確認したが、
『(八百長を否定する)陳述はしていない』と否定した。
事実関係を繰り返し精査したうえで記事化している」
などと反論している。
皮肉にも、実名で八百長の濡れ衣を着せられたある大関は
九州場所ではやっとの勝ち越し、また別の幕内力士は
途中休場で来場所の十両陥落は確実。
それだけが理由ではないにしろ、いい迷惑だっただろう。
金に目がくらんだか、単純に大相撲の世界に戻りたかったのか
理由はわからないが、早くロシアに帰りなさい。