大相撲夏場所14日目、ここまで1敗の大関琴欧洲
(25歳、本名 カロヤン・マハリャノフ)が関脇の安馬と対戦、
送り倒しで勝ち、13勝1敗で初優勝を決めた。
外国出身力士では高見山・小錦・曙・武蔵丸の米国勢4人、
朝青龍と白鵬のモンゴル勢2人に続く7人目の優勝で、
欧州勢では初めての快挙となる。
初土俵から34場所目での初優勝は、幕下付け出しを除くと
年6場所制では7位のスピードで、1~6位の力士はいずれも
その後横綱に昇進している。また、角番の大関としては
2006年初場所の栃東以来7人目で、朝青龍・白鵬以外の優勝も
この時以来。
琴欧洲は202センチの長身を生かしたスケールの大きい取り口で
2005年九州場所後に大関に昇進。しかし大関2場所目に
膝の大怪我をしてしまい、強行出場して勝ち越したものの
その後は不振が続き、これまで大関での最高成績は10勝どまり。
それが今場所、食事の量を増やして体重を増やし、
また立合いを修正して腰高を直すなどの努力が実を結び、
大関15場所目で初優勝となった。
名古屋場所は一転、綱とりのかかる場所となる。
今日は国技館にお父さんもいらっしゃってましたが、
今日決められて親孝行ができましたな。
余談ですが、お父さんはオシム前監督にそっくりw