米大リーグ、アストロズなどで通算４４４勝を挙げたコリンズ監督は、チームの再建を託されて２００６年秋に就任。しかし昨季は４月下旬から１０連敗を喫するなど低迷、６２勝７７敗５分の成績で、最下位。
巻き返しを図った今季は、西武からカブレラ、阪神から浜中を獲得。大幅な戦力補強をして臨んだが、開幕前に投手陣に故障者が続出するなど誤算が続き、この日まで２１勝２８敗０分けと浮上のきっかけをつかめないでいた。
代行を務めることになった大石ヘッドコーチ「とにかくチーム一丸でがんばっていきたい。一気にチームを変えるのは難しいが、状況を見ながらやっていく。選手個々が本来の力を出せば、いい方向にいく」
宮内オーナー「辞任したいと突然の申し出があり、本人の意思が固く受理することにした。現有スタッフによる指揮で、クライマックスシリーズ進出を目指して戦っていく」
清原選手「突然のことで驚いている。監督には親身になってひざのことを心配していただいたにもかかわらず、力になれなかったことが残念で申し訳ない」
昨日は阪神に逆転勝ちするなど、少しずつ状態は上向いていただけに
もっと早い段階から辞任の意思を固めていたのかもしれません。
オリックス・コリンズ監督の談話「大きな挑戦だったし、やるべきことをやろうと思った。失敗したとは思っていない。チーム全体のために、自分をささげることが難しくなった」