今日の高松宮記念に出走し、7着に敗れた栗東・松田国厩舎の
フサイチリシャールが、レース後の検査で左前脚の腱が
一部断裂していることが判明しました。
フサイチネットよりリシャールの引退が発表されましたが、
今後についてはまだ未定とのこと。
父はJCダートやNHKマイルを勝ったクロフネ、
母は重賞4勝や桜花賞2着などがあるフサイチエアデール
(母の父サンデーサイレンス)という血統。両親と同じ松田国厩舎から
2005年9月にデビューし、朝日杯フューチュリティSや東京スポーツ杯2歳Sを制し最優秀2歳牡馬に輝きました。
翌年は共同通信杯→スプリングSを経て、
皐月賞→NHKマイルカップ→日本ダービーという
お約束の松国ローテを歩むも全敗、秋もJCダートで
大敗するなど不振が続くも暮れの年阪神Cで重賞3勝目。
今日の高松宮記念も12番人気ながら、好位追走から
直線で先頭に立つと後続を一旦突き放し、最後は捕まるも
勝ち馬から0.4秒差の7着と見せ場を作り、
今後も短距離戦線で期待できる一頭でした。
通算成績24戦5勝、うち海外1戦0勝。