高知県競馬組合より、高知競馬所属で
266戦の最多出走回数記録を持つヒカルサザンクロス
(せん馬15歳・宗石大厩舎)の地方競馬の競走馬登録を
抹消したと発表がありました。
ヒカルサザンクロスは、父ミルフォード、母ヨネマンナ、母の父ミスターシービーという血統。同期はダービー馬フサイチコンコルドや菊花賞馬ダンスインザダークなどで、1995年10月に美浦・田子冬樹厩舎からデビュー。JRAで1勝を挙げて1997年に上山に移籍。
その後、金沢・高崎を経て1998年12月に高知に転入。それ以降
毎月コンスタントに出走を続け、昨年8月にはウズシオタローの持つ
250戦の記録を更新。昨年12月24日のレース以来実戦から
遠ざかっており、記録は266戦となっている。
通算成績266戦11勝(うちJRA16戦1勝)。
なお、NARの競走馬成績書が整備された69年以前の参考記録としては、春木競馬(大阪)のコガネマルが53年~63年に平地と障害で476戦、ばんえい競馬のトヨタカが63年~73年に374戦。
また、現役馬では同じく高知所属で247戦(11勝)のダイナブロス
(牡12、高知・田中守厩舎)など。
同期が種牡馬として活躍する一方で、
地道にコツコツ走り続けて名を残す馬もいる。
これも競馬。