今日、7月21日の小倉競馬で、
武豊騎手が岡部幸雄さんの持つJRA通算2943勝に並び、
さらに2944勝の新記録を樹立しました。
岡部幸雄さんが38年間かけて積み上げたJRA最多勝記録を、
デビューから21年目にして塗り替えてしまいました。
タフな体力と高度な騎乗技術があればこそ。あるベテラン調教師が
「彼は3回乗れば、そのうち2回はこちらが望む通りのレースをしてくれる。ほかの騎手の多くはその逆だ」と評している。
安藤勝己騎手は武豊騎手を評して「とにかく常に冷静沈着。
仕掛けるタイミングをギリギリまで我慢する」
そして冗談まじりに「すべてのレースがそういうわけではないが、
彼をマークして最後にちょっとだけかわす。
自分としては楽」と。
また、今年武豊騎手を超える勝ち鞍をマークしリーディングトップの
岩田康誠は「開催日の少ないJRAでこれだけ勝てるのはすごい」
と賛辞を送っており、この記録がいかに驚異的かわかります。
今年中にはJRA通算3000勝もアッサリ達成してしまうことでしょう。