「ほめる」ということ
- 鈴木 義幸
- 「ほめる」技術
久々に良書を見つけましたので、ご紹介します。
みなさんは、人を「ほめる」ことをどのくらいやっていますか?
部下や同僚、ときには、上司。家庭では、奥様や旦那様、お子さんまで。
一週間にどの程度「ほめる」ことをやっていますか?
少なくとも、私は、忘れるぐらいやっていません。
部下を自分の思い通りに動かしたいなら、まずは、部下を
よ~く観察し、少しでもいいことがあれば、ほめてあげて下さい。
小さなことでもいいんです。業務に関係なくても...
例えば、
「今日のネクタイいいねぇ」
「髪の毛切ったの? いいじゃん!」
など、なんでもいいんです。
それだけで部下の心は和らぎ、モチベーションも高まる、
というものです。
この本では、これを「アクノリッジメント」と呼んでいます。
この「アクノリッジメント」は、会社の部下だけに適用できるだけでなく、
上司にも適用できる、ということです。
もちろん、上司つかまえて、あからさまに、「今日のネクタイいいねぇ」は、
NGでしょうけど、上司に対しては、どちらかと言えば、「相談」に
近いんでしょうか。業務的な相談だけでなく、例えば、子供のことでも
いいと思います。
上司も頼られたい、と思っています。なので、少し頼ってみてください。
いやな顔しながら、相談にのってくれると思いますよ。
さらに細かな事例や手法などは、中身を読んでみてください。
基本的なことかもしれませんが、意外とできていない方が多いのでは?