こんにちは。スポーツジャーナリストの町田ケンです。
昨日のプロ野球日本ハム対オリックス戦でまたまた快記録が誕生しました。
0-0で迎えた3回表。糸井選手と会い見えた大谷翔平投手が投げた
渾身の一球が164kmを記録し、自身の記録を自らの投球で更新しました。
スコアボード脇に表示された球速は164km!
もちろん投手としてブランクがあった中で
164kmの球速を出した大谷投手もスゴイんですが
その球を詰まりながらも中前に弾き返した糸井選手もスゴイ!
ちなみに164kmの球ってどのくらい速いんでしょう?
投手のリリースポイントから打者へのボールの平均到達時間は
140 km/hで約0.44秒で150 km/hで約0.41秒、
160km/hもの球速になると到達時間は約0.38秒!
自分も先日バッティングセンターで
久しぶりにバットを振りましたが
120kmでも軽く空振りしまくりでした!
(次第に目が慣れてヒット性のあたりを何本か飛ばせました笑)
先日バッティングセンターで快音を響かせた?私
でも正直数字だけ並べてもちょっとピンときませんよね。
0.4秒で私たちが日常おこなっている動作におきかえると、
まばたきの時間がそれに相当するそうです。
つまり、 まばたきの時間と
160km/hのボールがマウンドからホームベースの間(18.44m)を
通過する時間は、ほとんど変わらないんですね。
無意識とはいえまばたきが終わる間に
もうボールはキャッチャーのミットにあるってどんだけ速いんだ!
しかもそれを打つプロの打者もスゴイ!
ちなみに私は120kmを打つのがやっとなんで
160kmのボールなんてバントも無理でしょう(笑)
まさにスゴイ世界です。プロ野球観戦の際に
まばたきの時間を想像しながら、投手と打者の駆け引きを
観てみるのもいいかもしれませんね。
こんなファンをワクワクさせる大谷投手は
一体とこまで記録を更新してくれるのでしょうか?
パリーグの優勝争いとともに、また新たな楽しみが増えました。