ラウンド1 (July 4 2023)
抗がん剤投与後は48時間 人との接触を避けるよう言われる それは抗がん剤が尿 便 汗 嘔吐物から排出されるため 3日目から普通に生活出来る
- 部屋:娘の部屋で巣篭もり生活
- トイレ:飛び散り防止のため排泄後は蓋を閉めて2回水を流す 抗がん剤の色と同じ赤い尿が出る
- 洗濯物:48時間後 服 タオル ベッドシーツ・カバー 全部まとめて2回洗濯
- 食器・調理器具:手袋を使用したが細かくは面倒でやらず 特に問題なし
旦那に娘の朝食と弁当をお願いしたら娘より遅くノコノコ起きてきてシリアルに牛乳をぶっかけただけの朝ごはんと食パン二枚にサラミを挟んだだけの弁当 スナックはポテチを用意したため即刻クビにした便秘するわ!
マスクに手袋と完全に給食のおばちゃんスタイルで朝食と弁当を仕上げ 部屋に引きこもり時が過ぎるのを待った 我が家では私より料理が出来る旦那が夕食を担当している
副作用を抑える薬は事前に用意した
- 眠剤 (Lorazepam 1mg)
- 吐き気止め (Ondansetron 8mg & Prochlorazine 10mg)
- 炎症やアレルギーを抑えるステロイド薬 (Dexamethasone 4mg)
- 口内炎予防のうがい薬 (Masic mouthwash)
これらに加え抗がん剤投与後7、8日目から減少する白血球値を上げるため
に2日目から始める5日間の皮下注射(Filgrastim 日本名ジーラスタ)一本170CAD(18000円)と高額 針は細くそれほど痛みは無いのだけれど 薬剤を注入する際の痛みがあるので注射器を投与30分前に冷蔵庫から出し少し常温に戻してから45度の角度で下腹部の脂肪に打ったら痛みが軽減された この注射 薬液の注入が終わり指を離すと自動的に針が注射筒へと引き込まれるため針抜きが不要なのが素晴らしい
錠剤は娘に借りた巾着袋に入れて主治医との面談の際も確認のため持参した
副作用
- 吐き気で5日間はお粥ベースでヨーグルト・フルーツ・スムージー など軽食だが6日目の午後突然食欲が復活してフライドチキンを食す
- 一週間は下痢を繰り返す
- 匂いに敏感になる
- 1、2日目 くしゃみ連発
- 3日目 手が乾燥し掌の皮が捲れる
- 4日目 洗濯や掃除などで身体を動かす
- 6日目 腰痛や関節痛のため痛み止め飲む
- 8日目 口の中の皮が捲れる
体重は1週目で3キロ落ちるが2週目に戻るを繰り返し 抗がん剤治療が全て終わっても残念ながら体重の変化はなくダイエットには失敗
2週目は体力も戻り”髪があるうちに”と車で6時間かけてポートランド in USAへ小旅行に出かける
主治医との面談は2週間に1回 ケモ初回後の面談で吐き気止めを2種類追加で処方してもらった
Olanzapine2.5mg
Okynzeo
※ケモ投与1時間前に服用
ノギスで測った腫瘍は2cm縮小していた
「初日の吐き気を除けば意外とイケるかも!」と勘違いしそうになるが
回を増すごとに体力は落ちると忠告される。。。