ブータン・パロの行政と司法、僧院の集合したパロ・ゾンに入ります。入口から入ると、六道図、忿怒尊など四天王図、トゥンパ・プンシと呼ばれる寓話の壁画に挟まれます。ゾンの内部に入ると、中心に菩薩像を収める仏塔、左に行政と奥に裁判所、右に僧院が配置されています。犬たちがゾンの外で日中は寝そべっています。ゾンはかつて見張り塔も兼ねていたので、パロの町が見渡せます。

 

ゾンの入口廊下の壁画








六道輪廻図








トゥンパ・プンシの寓話(中心の木の実をお互いの協力で手に入れる) 幸福度を支える原点とも








四天王図 多聞天 北の護り ナムトセ 宝珠と宝とう(巾童を一字にした)をもつ

 

 






広目天 西の護り ミクミザン 仏塔と蛇をもつ




 

 



増長天 南の護り パクキェスボ 顔は青く剣を抜こうとしている








持国天 東の護り  ユノンユルスン 琵琶(ダムニェン)をもつ

 

 






ゾンの内部 中心に仏塔ウツェ

 







左側は行政ゾーン

 







右側は僧院

 







仏塔内部への入口

 












奥に裁判所








ゾンからみえる離宮ウゲン・ペルリ・パレス(迎賓館として使用)

 

 






ゾンからの眺め

 

 






仏塔の後ろ側

 

 











偉そうなニワトリ

 







犬たちのシェスタ