いちねん
記憶という曖昧なものだと目まぐるしく変わる今の自分の環境をあとで振り返るのは至難の技だろう。そんな思いで日記でも書こうと始めたけど、結局目まぐるしい日常では時間はないから全く書けてない。みんな同じだろうけど。そんなもんか。
それとも何となく曖昧に思い出すからこそ懐かしく思いを巡らせることが出来るのかも。
去年の5月16日。ちょうど一年前。有珠は産まれた。
あの頃俺達は自分の未熟さと相手の未熟さに耐え切れず。傷つけあい。そしていきなり立ちはだかった大きな壁に押し潰されそうになり。不安を抱き。何となくしか描けない未来、家族に一筋の光を見出だしていた。そんなあの頃から一年が経った。
この一年を振り返るともちろんいろんなことがあったけど、結果二人で試行錯誤しながら、最近では具体的にこれからの未来が描けるようになった気がする。
子育て、保育園、共働き、職場、もちろんこれからが正念場だけど、それらの課題は少しずつクリアしていけてる気がする。
昨日寝る前。有珠を寝かしていて、ふと思いついた。
洗いものをしてる麻美を呼んだ。0歳最後の抱っこだ。この一年、この母娘はずっと一緒にいたんだな。麻美は涙を流し、目をつむり、笑顔で有珠のおでこに自分のおでこを合わせていた。二度と戻らない0歳の我が子との別れを惜しんでいた。
色んなことを思ったんだろうな。
何も出来ない我が子が、どんどん成長していく嬉しさ。
はたまた、何も出来なくて甘えてばかりの時期が過ぎ行くちょっぴり寂しい気持ち。
今日の麻美は後者が少し強いかな。
どんなことにもまっすぐで。間違ったことが大嫌いな母。
これまたまっすぐで、何にでも夢中になり、考えることに長けた娘。
横に並んで同じ顔をしてねている二人を見ながら、有珠の初めての誕生日を興奮で寝れない俺。
去年のちょうど今頃、麻美の母親に送ったメールを思い出した。「早く川の字で寝たいです」
まあ有珠は俺に頭、麻美に足を付けて、川じゃなくて英語のHになってるけど(笑) 来年の今日はどれだけ成長しているんだろう。さすがに眠くなって来た。有珠、お誕生日おめでとう。
それとも何となく曖昧に思い出すからこそ懐かしく思いを巡らせることが出来るのかも。
去年の5月16日。ちょうど一年前。有珠は産まれた。
あの頃俺達は自分の未熟さと相手の未熟さに耐え切れず。傷つけあい。そしていきなり立ちはだかった大きな壁に押し潰されそうになり。不安を抱き。何となくしか描けない未来、家族に一筋の光を見出だしていた。そんなあの頃から一年が経った。
この一年を振り返るともちろんいろんなことがあったけど、結果二人で試行錯誤しながら、最近では具体的にこれからの未来が描けるようになった気がする。
子育て、保育園、共働き、職場、もちろんこれからが正念場だけど、それらの課題は少しずつクリアしていけてる気がする。
昨日寝る前。有珠を寝かしていて、ふと思いついた。
洗いものをしてる麻美を呼んだ。0歳最後の抱っこだ。この一年、この母娘はずっと一緒にいたんだな。麻美は涙を流し、目をつむり、笑顔で有珠のおでこに自分のおでこを合わせていた。二度と戻らない0歳の我が子との別れを惜しんでいた。
色んなことを思ったんだろうな。
何も出来ない我が子が、どんどん成長していく嬉しさ。
はたまた、何も出来なくて甘えてばかりの時期が過ぎ行くちょっぴり寂しい気持ち。
今日の麻美は後者が少し強いかな。
どんなことにもまっすぐで。間違ったことが大嫌いな母。
これまたまっすぐで、何にでも夢中になり、考えることに長けた娘。
横に並んで同じ顔をしてねている二人を見ながら、有珠の初めての誕生日を興奮で寝れない俺。
去年のちょうど今頃、麻美の母親に送ったメールを思い出した。「早く川の字で寝たいです」
まあ有珠は俺に頭、麻美に足を付けて、川じゃなくて英語のHになってるけど(笑) 来年の今日はどれだけ成長しているんだろう。さすがに眠くなって来た。有珠、お誕生日おめでとう。