ダンプカーの製作も少しずつ進めつつ、マイクロエースのセリカスープラの製作も始める。
元は岐阜市にあったLSというメーカーの金型のものということは知られている。
出来はその時代相応といった感じであるが、一点だけ気になっている点がある。
この製品には「GOODYEAR NCT HR70」というタイヤが入っています。
実物はいい形だろうが、このマイクロエースのはどうも履かせるとタイヤが太く見える。
それにホイールにタイヤをはめようとしてもホイールの径のほうが1ミリほど大きくて入れるのが大変。
要するにこのホイールのサイズに合ってはいないということで無理やり押し込む形となるので、年月が経つと無理やり広げて入れた影響で経年劣化によりちぎれそうな気がする。
1/32のオーナーズクラブのタイヤは大体ゴム切れが時とともに起きるからこちらも不安となる。
タイヤが劣化するのはまだいいほうで、同社の鉄道模型に至っては経年劣化が著しく樹脂パーツが劣化してボロボロになって使い物にならなくなったという報告もあるぐらい質が悪いそうだ。
高い金出してそんな風になるようなものは買えませんね。
そんな感じであまりよろしくないためかなぜか使わずに余ったタイヤが沢山ある。
おなじ車を買わずとも1/24のオーナーズ24は全車種といっていいほどこのタイヤであるということ。
当然1/32も普通車と軽自動車それぞれ用で共通なのと同じだ。
安く売るためにはコスト削減として一つに絞ることは悪いことではない。
安い分当然自社開発ではないLSからの引継ぎ金型でバリも多いしデカールも物によって悪かったり難点はあるが、このシリーズからしか入手できない車種もあるので何とも言いようがない。
別にすべてが悪いということではない。
ということで余っているタイヤから使えそうなのがあるか探すと、フジミのタイヤホイールが沢山出てきたが、サイズが合わず使用することはできなかった。
結果的に行き着いた先が、タミヤのブラックスペシャルのPOTENZAに行きついた。
元々のよりも右のタミヤ製のもののほうがふくらみが感じず、何よりホイールにピッタリフィットするちょうどいいものだ。
このタイヤは80年代のモーターライズ化できる製品に共通だったのか昨年再版されたセリカ・スープラ ロングビーチGPマーシャルカーも同じものが付属していた。
80年代の車にはこのタイヤが一番似合うということなのかな。
タミヤのセリカ・スープラと同じになってしまうのは仕方ないがこっちのほうが良いからしょうがない。