マンガから見る自動車造形美1 奇面組編 | こちら 第二研究室 遊(ゆう)

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数多くマンガを読んでいるとたまに車などの乗り物が登場してくる。

これはの車だと確信できるものから、何かに似てるようでだったり、これは・・・などいろいろ登場している。

そこで手持ちのマンガから見つけられた色んな車たちを拝見してみましょう。

まずはいろんな分かりやすい車が沢山出ていたので以下の一作品だけを取り上げる。

 

新沢基栄 ハイスクール!奇面組 (全20巻)

ジャンプ黄金期の80年代に連載され、アニメ化もされた学園ギャグコメディーマンガの一つです。

気になる車がいくつか登場しているので多めの紹介となります。

カローラ系のように感じるパトカーにケンメリなどと呼ばれる4代目スカイラインだろうと見て取れる。

しかしこのスカイラインは変態的であった。

 

先ほどのスカイラインは変態的なというか変則三輪走行が行えるが、エンジンはどうなってるのかツッコミたくなる。

どこからどう見てもサバンナRX-7というかそれを書いてるというのが伝わってくる中々の描写だ。

 

金持ちの象徴としてロールスロイスシルヴァーシャドウが登場。

65年に登場した80年代からするとちょっと古い車であるが、そんなことを感じさせないのが高級車であって、その車の特徴が良く捉えられて描かれているのが素晴らしい。

 

この会にはほかにも外車が登場している。

白のキャデラックに赤のベンツ、銀のサンダーバードと色んな車がなんともったいない?な行動をしています。

これは金持ちによる高級外車を使っためちゃくちゃな将棋の一コマです。

 

セリカリフトバックのGTであることまで描かれている。

乗り上げられてしまった車はフォルクスワーゲンタイプ1ことビートルですね。

作者によると当時このようなクーペタイプの車が好きたったとか書かれていたページがあった。

 

正面は3代目サンバーにも似てるようで、4~6代目キャリイバンをモチーフにした車ではと認識する。

特に後部ガラス面の斜めさはジウジアローの手掛けた、使い勝手が悪いとされる4代目を思わせる。

 

ドルフィンとかレンジャーをモデルに書かれたトラックかな。

日野であるのは確かなのだが。

 

新沢基栄 帰ってきた奇面組 (全1巻)

のちにリバイバル版として2000年頃に書かれた作品。

作中ではピンクのヴィッチュとして登場するヴィッツそのものといえるほどの車。

この車が書かれた理由は作者が初めて買った車であるからとのこと。

しかしこの車の最終形態がとんでもない状態に。

 

奇面組に破壊され低燃費な人力車と化す。

 

これ以外にもまだ作中にに多くの車が登場していたが、分かりやすく描写されていたものを取り上げてみた。

次回はこれ以外の色んなマンガから多種多様な車の描写を見ていくことにしよう。