おんぶに、だっこ | イッツ ラッキー!

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独自の「ラッキー理論」を通して、日々の雑感をつづります。

今は、赤ちゃんをベビーカーに乗せている人がほとんどですね。おんぶをしている人を見かけるのが珍しくなりました。
 もうだいぶまえのはなしになってしまいますが、うちでは子供をおんぶをして育てました。
ですから、今の若いお父さんやお母さんが赤ちゃんをおんぶしないのを少し不思議な感じさえしてしまいます。
 赤ちゃんをベビーカーに乗せることについて、いろいろな意見を持っていますが、今回は一つだけお伝えしようと思います。
 それは、赤ちゃんがベビーカーの中で一人で泣きわめいているのに、おしゃべりに夢中になっていないでほしいということです。火のついたように泣いている赤ちゃんが、何もかまってもらえないのを見ると、かわいそうでなりません。
 おんぶだと、耳元で泣いている赤ちゃんのことを無視することはできません。自然と体をゆすったり、お尻をたたいたりして「どうしたの?」と声をかけていると思います。これが、とても大切なことではないかと考えます。
 それから、小さなお子さんが抱っこをせがんでも、かたくななほど拒否している親御さんをたまに見かけます。おそらく、そのご家庭の方針でそのようにしているのでしょうから、とやかく言うことはできません。
 うちは、できる限り抱っこをするという方針でした。というよりは、抱っこのできる時期などはあっという間に過ぎてしまうことが分かっていたので、子供を抱っこするという貴重な経験をさせていただいているという気持ちでいました。
 今でも、それぞれの子供の抱き心地の違いを、腕が覚えている感じがします。