誕生日 | 急性リンパ性白血病との闘い

急性リンパ性白血病との闘い

結婚直前に急性リンパ性白血病と診断された32歳男の闘病日記です。~未来の自分に向けてのメッセージ~

本日7月29日は私の33歳の誕生日なんです☆
第一誕生日ですね☆
第二誕生日は移植した日☆

思えば昨年の今日は地元大阪で大好きなGLAYのコンサートがありまして、彼女と会社の先輩と観に行きました!
思い返すとあまりのしんどさに内容あんまり覚えてないんすよ…
ただ、立って観てるのが辛かったことやビールが美味しくなかった事、そして途中で上の席の人が救急搬送されて、それを見て大変やな~大丈夫かな~って他人事のように思ってた記憶があります。
まさか…その5日後に自分が緊急入院するとは汗
ただ、そんな最強最悪な体調で記憶も曖昧な中でもBelovedだけは鮮明に覚えています!!
なぜかわかりませんがその歌を聴いている時に泣きそうになった…何かのムシの知らせだったのか…
歌の中に「やがてくるそれぞれの交差点を、迷いの中立ち止まるけどそれでも人はまた歩き出す」って歌詞があるんですが、病気になった事が僕たちの人生の交差点だったのかもしれません。
以前からお話してますが、僕には婚約までした彼女がいます。
まだ付き合っています。
病気を乗りこえて二人の絆が強くなったって話もよく聞きます。…が、僕らの場合は病気がきっかけで一度婚約を破棄する事にしました…
病気の事を考えたら僕も軽い気持ちでついてこいとは言えません…(やっぱり常に頭のどこかで死というものがこびりついているから…)

これからどうしていいのかお互いにわかっていませんあせる

「迷いの中立ち止まるけどそれでも人はまた歩き出す」

僕たちはまた歩き出す事はできるんでしょうか…
でもいつかは歩き出さないといけないんです。
それがどんな答えであっても…




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