『ん? 何が…?』
そんないきさつで昨日のムンバイのテロ事件のことを知りました。
テレビを見ると盛んにテロ事件のことを報道しておりました。私が主に見ていたのはイギリスのBBCですが、会社の食堂ではインドのテレビ局の報道が流れていて、やはり盛んにテロの件を報道していました。日本人が亡くなったとの報道も…。

ホテルの部屋には毎日新聞が届けられるのですが、その新聞も一面トップ扱いでした。見出しは『ムンバイで戦争』だと。

日本の報道(といってもインターネットでみた限りですが)では、イスラム過激派による犯行の可能性が強く、アルカイダとの関連も否定できないとの報道がほとんどですが、BBCではもう少し突っ込んだ分析をしていました。
5年に一回インドの総選挙があるらしいのですが、今年はちょうどその前年に当たるとのこと。インドではこの5年に1回の総選挙が近づいてくると、こういった事件が増えてくるとのことでした。背後にはヒンズー教徒とイスラム教徒の対立があるようで、隣国パキスタンの組織による政治的混乱を狙った犯行の可能性もあるとのことでした。(パキスタン首相がインドの対テロ闘争を全面的に支援するとのコメントを出してはいましたが…)
ちなみにアルカイダという言葉は一回も出てきませんでした。テロ組織=アルカイダ? という図式は日本だけのようです…。日本の報道はアルカイダが好きなんですかね(笑)
日本にいると、どうしても日本の報道を見てしまうので、情報が偏ってしまうというのは、大学生のころから気がついていました。だから私は日本のあらゆる報道をあまり信頼していません。(NHKだけはある程度信頼していますが…。)今回改めて日本の報道と、海外の報道を比べてみたのですが、分析の深さや、視点が違っていてなかなか興味深かったです。
おそらく日本のテレビでは亡くなられた日本人の方に関して、多くの時間が割かれて報道されていることと想像していますが、BBCではそういった報道は国別の人数を伝えるのみで、あとは最新状況の報告や、事件の背景などに焦点が置かれています。イギリス人も何人か亡くなっているのにも関わらずです…。
さて、ムンバイの事件もさることながら、タイでも政局の混乱が続いているようです。バンコクの空港が反政府集団のデモによって閉鎖されたとか…。 私の飛行機、バンコク経由なんですけど…。 ま、直近で帰国する予定はないので、そのうち治まるだろうとは思っていますが…。
拝啓、ジョンレノン様。世界はまだまだ暴力に溢れ、平和ではありません…。
今日、日本にいる友人やら、家族から私の無事を確認するメールを何通かもらいました。私は大丈夫です。ここハイデラバードで、テロ報道を横目に、いつものように仕事に追われて1日を過ごしました…。