こういう、聞いたことのない地名を聞くと、旅の虫が疼いて来る・・・。どうせ日曜は何も予定ないし、日帰り温泉にでも行ってみるか。マスターの奥さんが、『嬉野が良い』と言っていたので、そこに言ってみることにした。
呼子のイカを食べに行ったときも少し書いたけど、九州の移動はバスが便利。例によって、天神バスターミナルから出発です。電車での移動に慣れている俺にはちょっと違和感がある、バスの切符売り場。

九州各地へのバス路線の時刻表がタンマリ。一冊にまとめればいいのに。

11:50天神バスターミナル発。進行方向左側の一番後ろが俺の特等席じゃい。何かこの席、落ち着くんだよね。

あ~今日は一段と客が少ないな~。長崎行きのデカいバスなのに、俺を含めて乗客4人?足とか伸ばしちゃっても全然平気。

バスの切符。嬉野温泉じゃなくて、嬉野インターまでしか行かないところがミソ。今日は雨降ってるけど、インターから温泉街までは予め徒歩を覚悟。

約1時間半で嬉野インターの高速バス停に到着。また降りるの俺一人かよ!多いな~この展開。俺一人を残してバスは走り去った・・・。(決めゼリフ)

じゃあ、インターから温泉街まで歩くか。道のり1.5キロ。15分くらいで着くだろ。道はわかんねぇけど、矢印の出ている方へ歩く!

茶畑の向こうに城みたいな家が・・・。 田舎の金持はすげぇと、つくづく思う。

温泉街までたどり着くと、観光案内所を発見。案内所のオバちゃんが、日帰り入浴可能な宿一覧をくれた。「今日は雨降りようけん、ここは屋根があっていいと思いますよ。」と言って勧めてくれたのは大正屋という旅館。じゃあそこに行ってみっか。地図を頼りに歩いていると、源泉を発見。すぐ隣に小さな祠がありました。歴史古そう。

温泉街っぽくなってきたやないの。

大正屋は思ったよりも立派できれいな旅館でした。エントランスに温泉の湯気がモクモク。

風呂の入り口。この先は写真を撮ると変に誤解される可能性があるので取りません(笑)
風呂はきれいで大きく、30分ほど湯に入ったり、半身浴したりして、ボケッとしました。このボケッとする時間が贅沢です。

温泉というと、どうしても地元の箱根のイメージが強くて、硫黄の匂いがプンプンしないと温泉に入っている気がしないんだけど、ここの温泉は少し硫黄の匂いがして、若干濁りがあったので、満足しました。
頭を洗おうと思ってシャンプーをつけてゴシゴシしたとき、全くシャンプーらしくない匂いがした・・・。何だこの匂ひ? どこかで・・・、あ!よもぎ饅頭の匂い! なんだコレ? よもぎシャンプー? び、微妙~・・・。
風呂から出て売店を見ていると、さっきと同じシャンプーを発見。よもぎじゃなくてお茶だったか・・・。でも絶対よもぎ饅頭の匂いがした。あんこが入ったよもぎ饅頭が、頭に明確に浮かんだもん。

大正屋を後にして、雨の中を少し散歩。嬉野は江戸時代からの宿場町だったらしい。

浦島太郎に出てくる竜宮城の姫様を祭った神社なんだと。だから嬉野の湯は別名、『美肌の湯』

散歩して冷えてきたので、2件目! 1人だとこういうことが気楽にできるから良い。元湯温泉。先程写真で紹介した源泉のすぐ近く。100%掛け流しで、蛇口から出てくるお湯も全部温泉とのこと。500円。

打って変わって大分庶民的なところだ・・・。 休憩所にUFOキャッチャーとか、スロットマシンが置いてあって、どこかの家族が親戚一同10人くらいで一台のスロットマシンを囲んで、うおー!!とかいって歓声上げてた。 暢気でいいねぇ。

大きめの銭湯みたいな感じだったけど、湯の質は断然こっちのほうが良かった。匂いもしたし、濁りもあって、さすが100%源泉掛け流しのことはある。安いためか、地元の人のほうが多かったみたい。ここでも30分程ボケッとする。気持ちよかった・・・。
さて、メシでも食うかと思いながら、出口まで来ると・・・クソ・・・。ビニ傘パクられた・・・。でもコレもネタになったからいいか。

幸い雨が少し小降りになっていたので、さっき散歩しながら目を付けておいた、湯豆腐屋さんまで早歩き。嬉野の名物は茶と湯豆腐だそうです。

湯豆腐屋さんは大分庶民的な店だったけど、芸能人のサインがたくさん飾ってあった。テレビでは相撲中継が流れ、入り口横の本棚に新聞や漫画がおいてある感じ・・・。(大体想像できるでしょ?)
↓久々に見て、思わず手に取ってしまった『ときめきトゥナイト』。湯豆腐ができるまで読みふけました。

ハイ、湯豆腐定食。湯豆腐の湯が普通の湯じゃなくて、白湯(パイタン)気味で、タレをつけなくても味が付いていて美味しかったです。760円。安いよね。

帰りは、さすがに温泉に入った後に1.5キロの道程を嬉野インターまで歩くのはバカらしかったので、タクシーでインターまで移動。タクシーの中でも相撲中継をやっていたので相撲の話題に・・・、。
俺)「今、全勝しているの、誰ですか?」
運)「白鵬やね」
俺)「大関でしたっけ」
運)「いや横綱」
俺)「あ、横綱になったンだっけ?」
運)「まぁ・・・横綱やけど・・・ 張ってばっかりやけん、しきらんもん・・・(意味不明)」
俺)「あす、あしゅ、あすぁしょうりゅうは?(噛みまくり・・・)
運)「一敗・・・」
そんなこんなで、再び高速バスで福岡まで戻ってきました。一番後ろの特等席で爆睡。 夜8時頃、家に着きました。
半日の日帰り旅行の割には充実していて楽しかった!
九州バスの旅、ハマりそうです。