1クール目 05A1
開始前NSE672
全身のむくみと、肺に水が溜まりサチュレーションも低く酸素を付けながら抗がん剤がスタートしました。
最初の抗がん剤は、腫瘍崩壊症候群などもあり亡くなる可能性があると説明されていたので怖かったです。
1クール目は投薬期間はずっと寝たきりでYouTubeも見れない状態だった息子。食事も全く取れていません。
投薬の5日間が終わり、目の空いている時間が長くなり少しずつYouTubeも見れるまでに回復。
徐々に浮腫もなくなり本来の姿に戻ると、筋肉もなく痩せ細り変わり果てた姿に、、
1ヶ月ほど寝たきりの状態が続いていたので座ることも出来なくなっていました。
そして、1番浮腫がひどかった状態の時の体重で抗がん剤の量を決めていたからか、1クール目は骨髄抑制がかなり長く深かったです。
2週間以上白血球好中球共に0の日々が続きました。大量化学療法したときより長かった
それでも1クール目が終わる頃には座位を保持出来るほどに回復してきました。
食事面はまだほとんど何も口に出来ない状態が続きました。それでもいつか元に戻ると思っていましたが8ヶ月以上経った今も食事はほぼ食べない状態です
そして1クール目の終わりにはNSEは65ほどに。
画像検査でも原発11センチ→8センチと縮小。
治療は効いている。息子の徐々に元気になっていく姿や、腫瘍の縮小に手応えを感じネガティブな感情は薄れていき徐々に前向きに考えられるようになっていきました。
そしてやっと好中球が上がったと思うとすぐに2クール目へ。2クール目は05A3でした。
抗がん剤の中でもかなりキツい治療のようですがほとんど副作用も感じさせず本来の明るさと笑顔が戻ってきて、辛いだけの病院生活が少しずつ変わっていきました。
リハビリも頑張り2クール目の終わりにはよちよち歩きが出来るまでに。