あまり眠れず迎えた翌日。
荷物を届けに病院に行きました。
病院の中には入れないので外で待ち合わせしていると旦那登場。
CTの画像を見せてくれました。
お腹にびっくりするくらい大きな塊が。
「神経芽腫かもしれないって言われた。」
どうやら肝臓にあると思っていた塊は肝臓ではなかったようです。
あんまり詳しくは知らないけど小児がんだということは知っていました。覚悟はしていたけどまさか自分の息子が癌だなんて、、
理解が追いつかず、到底受け入れることは出来ませんでした。
この日は日曜だったので週明けお医者さんからお話があるとの事で一旦病院を後にしました。
フラフラで日中はどう過ごしたかも分からず気付いたら夜。
(娘は姉に見てて貰いました)
ここからはまたお得意の検索魔
神経芽腫と言ってもリスク分類でかなり予後が違うと言うことが分かりました。
ステージ1〜4、4S
遠隔転移やMYCN遺伝子の増幅の有無によるようです。
上記を加味して低/中/高リスクに分かれます
低リスク・中間リスクはマイルドな治療で済むようなのと予後も悪くないのに対して、高リスクになると全く別物で、抗がん剤の中でもかなり強い物を大量に投薬しないといけなく治療期間も長い・後遺症も残る可能性が高くなる、、etc
怖くて嫌なことしか書いていないのでとにかく高リスクだけは違うように祈るしかありませんでした。
全く寝れないまま朝を迎え娘を保育園に預けてから病院に向かいました。
pcr検査をして陰性を確認してから院内へ。
この時、正直息子に会うことがとても怖かったです。ぐったりした息子を目の当たりにすることで現実を突きつけられるんじゃないかと、、
けど会うとそんな不安は一瞬でなくなりやっと会えて抱きしめられた安心感がすごく強かったです。
今もずっとそうですが、結局いつも勇気や元気をくれるのは息子と娘なんです。こんな泣き虫で弱い母で申し訳ないと思いつついつも助けられてばかりいます。
息子に会えて少しメンタルが落ち着いたところで担当の先生とのお話がありました。
部屋には昨日旦那に見せてもらった画像がありました。年齢と腫瘍の場所、血液検査の数値的に神経芽腫を疑っているとの事でした。
「神経芽腫だった場合、首のリンパ節にも影が見えるのと年齢が2歳なのでステージ4の高リスクですね。」
ん?
ん???
ステージ4の高リスク?
めちゃくちゃサラッと言いましたね先生
どうやら1番なりたくなかった高リスクだそうでした。私の微かな希望は一瞬にして崩れ落ちました。
なんかちょっとふざけて書いてますがこの時は本当にキツかったです。
そこからは、この病院では見れないので大学病院に転院になることを告げられました。
この病院には1週間弱しか居ませんでしたが、看護師さんも保育士さんもみんな優しくいい思い出しかありません。
お世話になりました。
まとまりがありませんが発覚編はこれで終わります。