『７２４０９！！！ （実は2月4日の第二弾報告(-_-;)(-_-;)』

昨日に引き続き、2月に送ってくれていた最後の報告です…。
本当にすみません！！すごいところをアップし忘れていました

2011年1月28日
　ついに宇宙カボチャの種の選別（せんべつ）作業が完了しました

鳥取大学農学部附属フィールドサイエンスセンターに
15個の宇宙カボチャの種が届いたのは2009年12月8日。

実に1年と51日という長いなが～い月日が流れました

採れた種と一緒の記念撮影です

中央で笑顔のFSCのセンター長である山名先生
ガッツポーズの山口先生
強力サポーターのFSCの学生達（残念ながら全員ではないですが）
そして、左から2番目が毎回毎回楽しい報告を送ってくれた近藤先生

皆、満足そうな顔をしていますね

種を採ることができた宇宙カボチャの数は，402個

採ることができた種の数は，72,409個でした

では，採れた種について報告します．

それぞれの株（かぶ）について、次の4つを調べました。
　①　種を採ることができた宇宙カボチャの数（収穫数）
　②　1個のカボチャに入っていた種の数（種子数）
　③　種100粒の重さ（種子100粒重）
　④　各株（かぶ）から採れた全ての種の数（全種子数）

②と③の数字は、それぞれの株から採れた宇宙カボチャの種を平均したものです

数字が並びますが

その結果が下の表です。
測ったデータの中で最大のものは赤色，最少のものは青色で示しています．

つまり

実が一番多くできたのは、43個の　ごうりき

実が一番少なかったのは、10個の　せつこ

1個の中に入っていた種が一番多かったのは、298個の　ペポ

入っていた種が一番少なかったのは、92個の　チャン

種が一番重かった（立派！？）のは、アンの種

種が一番軽かった（小さい！？）のは、ペポの種

そして、1粒からできたカボチャの種の数
一番多かったのが、なんと8257粒の　ペポ

一番少なかったのは、1216粒の　せつこ（一番少なくても1粒から1216粒ですよ）

調べたデータをまとめた表を見てみると
これまでの報告以上に宇宙カボチャが個性いっぱいなのを
実感してもらえると思いますがどうでしょう？

15個の種は、72,409個
実に約4,827倍になりました

種を播いてくれた女の子とそのご家族
FSCの教員・技術職員・学生、農学部の学生（農場実習受講生）の協力と
太陽の恵み，そして宇宙の不思議に心から感謝したいと思います

この種の一粒一粒が全国の皆さんの手元に届き
「宇宙への夢と希望」を育む「たね」となってくれることを願っています