鳥山明氏の訃報とフィギュア完成品について
昨日(3/8)に鳥山明氏の逝去がX上に投稿されましたね。
急性硬膜下血腫での逝去だったとか。
私が社会人に成った頃の1980年のジャンプで掲載されてたのね。ジャンプ自体買って迄見る頃は過ぎてたので、記憶に残ってるのは多分散髪屋さんで待ち時間の10分程度のヒマつぶしで流し読みしてた号に載ってたのだろうなぁと。
だからXでコミックの1P載せてたのが有って、見た事有るなぁと思ったのよね。
後はテレビアニメに成って、当時のアニメ誌に記事が載って意識に刷り込まれたのだろうなぁと。
あの頃は鳥山氏の連載物よりも、中・高校生時代に見た鴨川つばめ氏の「ストップひばりくん」とか小山田いく氏の「すくらっぷブック」にのめっていたなと。
それでも単品?で紹介される氏のキャラ+乗り物(軍用・SFメカ)と言うのは緻密に描かれてて凄いなと思った。
昨日は師匠等もLINEの方で仲間内で話してたな。
Xの方も夜へ向かうと同時に国内、海外からの哀悼の意を示す投稿が多かった。
みやわきチャンネルさんからの動画引用です。
つい最近も明氏デザインのプラモが出てたなと。
明日には殆ど市場から姿を消しているだろうなと。
そう言えばXに以下の動画が上げられたのよね。確か80年代初頭に同人模型と言うかガレージキットと言うモノが模型誌で紹介されてからの造形への熱が高まってた頃にサークル活動の中で自己開発生産と言う偉業を成した物でしたね。
私もこの頃は会社員に成ったばかりの頃だったので一度は買ったのよ。
しかし、当時の模型の物価って、ガンプラで300~700円、タミヤの戦車で1000円の時代に3800円だったと思うのよ。当時ボーメ氏のダイコンⅣのガレキで3000円だったのよ。3,000円は当時10,000円位の感覚の時代だったからね。
長らくキットは持ってたけど、結婚の際に部屋の空間空ける為に未製作のキットはかなり売り払ったからね。(´;ω;`)リサのキットも手放したなぁ。今なら上手く塗れるだろうにと思う。
【LISA】
— 情景師アラーキー (@arakichi1969) March 8, 2024
「無限軌道の会」という伝説のAFV模型サークルが、名誉会員であった鳥山明先生を巻き込み、オリジナルのキャラクターデザインどころか、箱絵、そして手書きの組立説明書まで描かせて‥‥最後は鈴木会長の自費で金型制作して販売した、伝説のプラモデル。同人誌ならぬ同人プラモ!… pic.twitter.com/wpRV6u0UQq
さて、他にも思うのが五年、10年先にはガレージキットと言うモノ自体が関心を集めないモノへホントに変容するだろうなと言う現実。
昨日Xに上げられたフィギュア完成品メーカーの製品紹介画像。
二つ共違うメーカー製品。
上はhobbysakuraさんのデコマス。元デザインはJonsanのチアリーダー リクちゃん。
絵師さんの絵の特徴を出しているのも、現在の高精細デジタルモデリングの賜物でしょうね。平面デザインも簡単に立体化と部品化出来ちゃうのだから。
今や原型はモニター上で作成、出力したのを研磨処理担当が丁寧に仕上げた原型を金型に起こせばコレが出来ると言う時代。
PVC素材もこの20年で日本の微細な色彩を反映させられる様にカラー調合出来る様に進化したのでしょうね。この様に淡い色彩が可能になるのだから。
下のコレはデザインココさんの頒布予定の完成品デコマス。
背景モジュール、デコベース込みで潰れない様にブリスターパックなのだろうね。
個人製作の完成品では、此処迄色々したら誰も買わない程高額になるだろうね。
この髪の量と広がり、レジンキットじゃ、元デザインがコレだとして、再現したら四万は超える価格に成るかもね。
で、一方じゃワンフェスで売られているキットと言うのは、製作上の手間は全てエンドユーザーへ丸投げした製品です。
安価と言えど、手間を金で買う人、どれだけ居るだろう?
ホントこれ、面倒買うと言う奇人向けよ。w
私は仕事じゃなかったら作らんわ。
今年のワンフェスが明確に来客減ったと言うのが 兆し なのだろうなと。
実際、今のディーラーでデジタルモデリング原型師と言うのは、此処迄で作業止めて売り物にしてるディーラーが多いと聞いてるからね。
表面処理を知らない人が多く、等高線を均すと言う作業を厭うのだと。
磨いてる人の製品でも、LEDライトの光の下で作業したら、見落としの段差処理忘れが結構多いのが増えつつあるからね。
この前ヤフオクへ出したフリーレンキット完成品。
コレもスカートの部分で研磨不足で段差が出たままの箇所が有ったからね。
消しましたよ。めんどくさいけど。