軟骨の唐揚げ😋
コリコリ触感が癖になりますよね〜😉
Xにテスラ、オープンAIにスペースX......。世界を動かす企業の数多くに関わってきた、アメリカの実業家イーロン・マスク氏。その彼が実は脳にも興味を持ち、莫大(ばくだい)な資金をつぎ込んでいる。
そして、
AIに意識を持たせようと取り組む、
神経科学者・金井良太氏と、
自身の意識を機械にアップロードすることを目指す東大准教授・渡辺正峰氏、
の未来の予想…
神経科学者・金井良太氏と東大准教授・渡辺正峰氏の話をもとに福祉、医療、教育的な観点で考察してみました。
脳活動によってPCや機械を操る「BMI」(ブレイン・マシン・インターフェース)の研究。
「脳で直接機械を操る」ということ。
今のBMIは2種類。頭の中に電極を入れる侵襲(体に負荷を与える方法)のものと、私たちの実験のように頭の外からアプローチする非侵襲のもの。
侵襲型BMIのほうが非侵襲型BMIと比べて効果は高いが頭に埋め込むためリスクもある。
侵襲と非侵襲の間に『少しだけ侵襲する』BMIもあるそう。
今回はBMI技術で考えるだけで会話ができることも可能になる。
金井氏によると、現状のBMIには別の難しさもあるのだという。
脳の情報を電極などで読み取って機械を動かすことはある程度可能だが、
逆に脳に対して情報を書き込むことは極めて困難。
神経科学を専門とする東京大学准教授の渡辺正峰氏も、同じ難しさを指摘する。
「脳への情報を書き込む際には、脳に入れた電極から神経細胞(ニューロン)に電流を流します。それによって、例えば顔を見たときに発火する『顔ニューロン』を活動させられれば、脳は『顔が見えている』と感じるそう。
しかし、
現在の技術では特定のニューロンだけを狙って活動させることができない。
遠くのニューロンまでをも活性化させてしまい、『顔ニューロン』を狙って電流を流しても、隣の『手ニューロン』はおろか、別のニューロンも同時に活性化させてしまい、まともに情報を書き込むことができない。
渡辺氏はその問題を解決するアイデアを持っているそう。
ポイントは左右の脳半球をつなぐ脳梁(のうりょう)神経線維の束だ。
渡辺氏は、
「人間の脳は左右の半球に分かれています。それぞれに約100億個のニューロンがあるのですが、そのうち左右それぞれ1億個のニューロンは反対側の脳と神経線維でつながっているんですね。私はこの、左右の脳半球をつなげる神経線維の束に特殊な電極を入れ、情報を読み書きしようと考えています。10年くらい先の技術で、一本一本のすべてに対して独立に読み書きができるようになるはずです」
「例えば、自分が考えている内容を他人に送る、なんてことも可能ですね。そうすれば、メールやLINEいらずの世界になるかもしれません」
と話をしている。
ここからは私見だが、
脳はしっかりと機能しているが筋肉系の問題で言語コミュニケーションが難しい障害のある方へこの技術が提供できれば、言語によるコミュニケーションの選択肢が増える。
選択肢が増えれば生活の質が上がり豊かな生活を営める方が増えるかもしれない。
人間が口を使って会話をすることが減ることは一つの懸念点かもしれないが、
人間の進化は常に生じているため懸念点とはうまく付き合っていく必要がある。