第41回 ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)について〜DSM-5の基準


きょうのごはんはこちら~

アジの蒲焼き🐟

甘辛のタレでからめて~

ささっと完成しました✌️

お魚が苦手なお子さまも食べてくれるかも?

ごはんも進んじゃいました🍚




さて


本日はASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)について😊


ABA療育ではよく聞かれる言葉ですよね👏


以下、ABA療育記事の一部です🌼


『第5回 子育て療育現場で使える発達が緩やかな子の言葉数を増やす方法 〜DTTの受容課題〜』第5回 子育て療育現場で使える発達が緩やかな子の言葉数を増やす方法 〜DTTの受容課題〜本日のご飯紹介はこちら🍚銀杏揚げ😉⭐️癖になる歯応えと風味🤤⛅️…リンクameblo.jp


今まで自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群などのいろいろな名称で呼ばれていましたが、2013年のアメリカ精神医学会(APA)の診断基準DSM-5の発表以降、自閉スペクトラム症(ASD;Autism Spectrum Disorder)としてまとめて表現するようになりました🌼


DSM-5は以下です🤲


正直、医療福祉業界で精神遅滞や知恵遅れ、オーティズム(自閉症の英語)発達遅滞などいろーんな診断名が一人歩きして「この診断てなに?」というのが多かったのでまとめて表現できるようになったのはよい部分でもあります🤲悪い部分もありますが💦


自閉スペクトラム症は多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起こる生まれつきの脳機能障害で、人口の1%に及んでいるとも言われています☘️


自閉スペクトラム症の人々の状態像は非常に多様であり、信頼できる専門家のアドバイスをもとに状態を正しく理解し、個々のニーズに合った適切な療育・教育的支援につなげていく必要があります😅


が、なかなかお子様にあった適切な教育療育が行われていないのが実態😅現在の言語能力をしっかり把握していないにも関わらず言語トレーニングのみをガッツリやって結果が出ないという話はよくあることです💦



自閉スペクトラム症とは


自閉スペクトラム症の診断についてはDSM-5に記述されており、下記などの条件が満たされたときに診断👈


DSM-5における自閉症スペクトラム(ASDAutism Spectrum Disorder)の診断基準🤲


以下のABCDを満たしていること‼️


A:社会的コミュニケーションおよび相互関係における持続的障害(以下の3点で示される)


1.社会的・情緒的な相互関係の障害。


2.他者との交流に用いられる非言語的コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション)の障害。


3.年齢相応の対人関係性の発達や維持の障害。


B:限定された反復する様式の行動、興味、活動(以下の2点以上の特徴で示される)


1.常同的で反復的な運動動作や物体の使用、あるいは話し方。


2.同一性へのこだわり、日常動作への融通の効かない執着、言語・非言語上の儀式的な行動パターン。


3.集中度・焦点づけが異常に強くて限定的であり、固定された興味がある。


4.感覚入力に対する敏感性あるいは鈍感性、あるいは感覚に関する環境に対する普通以上の関心。


C:症状は発達早期の段階で必ず出現するが、後になって明らかになるものもある。


D:症状は社会や職業その他の重要な機能に重大な障害を引き起こしている。


(参照:DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル)



知的障害の有無、言語障害の有無を明らかにし、ADHD(注意欠如・多動症)との併存の有無を確認することが重要です🤲


DSM-IVでは認められなかった自閉スペクトラム症とADHDの併存が、DSM-5では認められています☘️


また、他の遺伝学的疾患(レット症候群、脆弱X症候群、ダウン症候群など)の症状の一部として自閉スペクトラム症が現れることがあります😉


①と②の症状の程度は様々であり、いろいろな併存症も見られることから、小児神経科・児童精神科・小児科医師による医学的評価は非常に重要☘️


本日はこれまで👏


次回以降に詳しくASDについてお話をしていきます🤲


以下はASDのお子様への療育本😉