今 僕の目の前で誰か
小さな子どもが
大きな声を上げて
泣いているんだ
いつも僕はすぐに
手を差し伸べるけど
その子はずっと
泣き止まないんだ
あるとき気付いた
僕はこの子を知ってる
他の誰でもない
僕だから
当たり前に笑ってんだ
当たり前に怒ってんだ
当たり前に悔しんで
当たり前に泣いて叫んで
当たり前に生きてるんだ
当たり前に死んでくんだ
当たり前に…当たり前に…
ため息一つでも
幸せが逃げるなら
僕は今までどれほど
逃してきてきただろう
その逃げた分の
僕の幸せが
どこか遠くの誰かに
届けばいいなぁ
この広い世界で
僕ら一人一人に
どれほど価値があるのかな
当たり前に見てるんだ
当たり前に話してんだ
当たり前に掴んでんだ
当たり前に歩いていくんだ
当たり前に生きてるんだ
当たり前に死んでくんだ
当たり前に…当たり前に…
もしも僕がこの世界で
たった一人で生きてるのなら
この目や耳や鼻や口も
全ては当たり前かどうか
確かめることもできなく
だから僕らは"当たり前"を
一つでも多くつくる為に
沢山沢山いるのかな
この広い広い世界の中で
誰かとすれ違えることは
僕らが何万年もかけて
作った大きな奇跡なんだ
そんな中で出会えた僕らは
奇跡の塊みたいなもんだ
君が生きている"当たり前"は
僕にとっての奇跡なんだよ
当たり前に笑ってんだ
当たり前に怒ってんだ
当たり前に悔しんで
当たり前に泣いて叫んで
当たり前に見てるんだ
当たり前に話してんだ
当たり前に掴んでんだ
当たり前に歩いていくんだ
当たり前に手を繋いで
当たり前に抱き合って
当たり前にキスをして
当たり前に愛し合ってんだ
当たり前に未来を見て
当たり前に過去を背負って
当たり前に此処にいて
当たり前に息をする
ねぇ、僕のこの声が君には聞こえますか?
ねぇ、僕のこの歌が届いていますか?
当たり前に生きてるんだ
当たり前に死んでくんだ
当たり前に生きてくんだ…