次の日曜に予定されてた経営学検定中級の試験を急遽俺だけ受験できなくなって、時間が出来てしまったのでやっと部屋の掃除、身の回りの整理の時間ができる。どんなに忙しくても月に2日くらいはこういう時間を作るようにしないと色々と溜まってくる。

 卒業までにおそらく検定は2回しか実施されないので、もう後が無い。しかも今回逃したことで中級の分野免除も取り消し。中・上級を一発でクリアしないと。まだまだだぜ。

 教授の思惑はいざ知らず、日本にいなかった俺が悪いと考えよう。出国前も大学に行く時間が作れなくて教授に直接報告できなかったのは俺の過失。これで上級取って学会入って卒業できたらイチバンかっこいいしな。

 そんな昨日の学校帰りにゼミの仲間とメシを食ってて神だとかの話になったので俺は言ったんだけど、俺が神を否定する理由は、神を信じてる奴ってのは決まって土壇場になると神のせいにする。トラブルや争いが誰のせいかなんて、つまりその理由なんてひとつなわけがない。それをあえて自分を責めることから進歩は始まるんだと、常に考えるわけです。だから神のせいにするなんて言語道断。逆にいいことだって無数の原因が折り重なっていい結果になる。その中には自分が果たした役割だってどこかにある。必ず。でもその場合も神様のおかげだとか言わず、しかし必要以上に自分のおかげとも思わず、周りの人たちに感謝する。

免疫の無い自分を責めるしかない。
人を妬むことをやめれば、善悪なんて考えはなくなる。それが善か悪かは知らない。

こうして俺はまた口を閉ざす。
ただ、それぞれ役割を考えれば無駄口を叩く奴もまた必要な世の中。