日本帰ったら
首相は変わってるわシューマッハは引退表明してるわ・・・

旅ってのは本当に世間と離れてしまうことを実感。

L.Aで邦人が拉致されたのは近所だったから知ってたけど。

この土日はSanDiegoのレンタルボードの酷さの鬱憤を晴らしに
2ヶ月ぶりに千葉サーフシティ東浪見へ。
波はぐちゃぐちゃだったけど波乗り生活はやっぱ楽しい☆
旅…「家を出でて、遠きに行き、途中にあること。」(大言海)

旅は途上にあること。




「旅の発端は夢だったとしても
 旅で出会うのは現実である。

 だが旅で出会うのは現実だったとしても
 その旅を続けさせるのはやはり夢である。」(沢木耕太郎)


言い換えると、、、


生きる道を選ぶ発端は夢だったとしても
その先の人生で出会うのは現実である。

だが人生で出会うのは現実だったとしても
その生き方を続けさせるのはやはり夢である。




夢と現実のジレンマの連続に

脅かされ、悩み、学び、この旅は続く。。。




捨てなきゃならないものもある。

忘れなきゃならない事もある。

そんなに大荷物で旅は続けらんねーよ。




だが数え切れないほどあるその経過点のひとつひとつでオレは常に思う。

ここへ辿り着くのは遅かった、と。

たとえ一番乗りだったとしてもだ。





U.S.A-MEXICO国境付近を彷徨ってて思ったんだけど

俺の最初の一人旅は10歳くらいの時だったと気付く。

池袋から浅草通って新橋まで地図を片手に1日かけて歩いた。

真夏で、汗だくで足が棒になってた。

親には家出だと思われてずいぶん心配された。

あと原宿から新橋までも歩いたな。
そん時は友達と2人だった。

あいつはそのあと鑑別所に行ってしまったw。
「新聞賑わした少年A」になってしまった。

でもそうやってひたすら歩き回って東京の地理を覚えた。
地図も見れるようになった。
(おかげで運送屋やってたときに重宝された)

「上野と浅草って近いんだ」
「日本橋のはずれはこんなにさびれてんだ」
「麻布のこんなところに米軍施設があるんだ」

思えば今回もおんなじことしてた。特にSanDiego。

名所を逃したりするかもしれない。

それにとても疲れる。

時に地図を見間違えてえらい遠回りしてしまう。

近いと思ってたところがやたら遠かったりも。

だけどそのおかげで出会った人、モノも数知れず。

そこに俺だけのルートがある。

チャリならもう少し疲れずに済むかもしれない。

じゃあバイクなら?クルマなら?

ツアーのバスなんか乗ったときには
完全に俺のスタイルは崩れている。

道を行くスピードが速くなるほど見落とすものがある。

ルートになかったものは縁がなかっただけかな。


その上で、 

人生は旅。       改めて思う。


今まで出会った人たち、音楽、全てのカルチャーは
俺の来たルートにいた。そういうこと!

俺の周りの人たちにもそれぞれ旅のルートがあって
それが俺のルートとクロスオーバーした。

感謝

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