手作りきな粉の作り方
1、材料
①自然栽培のダイズ(適量)
※きな粉を作る時は、青大豆を使用します。
2、用意するもの
①厚底のフライパン
②木べら
③ミキサー
④細かい目と荒い目の篩(ふるい)
3、作り方
①傷や変色したダイズを取り除き、素早く洗います。
②洗ったらすぐに水分を拭き取り、鍋(厚底のフライパン)でゆっくり炒(い)ります。
※ダイズをふやかさないようにするのが洗いのポイント。
③中火でダイズを12分程度炒ります。
※ダイズが焦げ付かないように木べらで動かします。
時間と共にパチパチという音がして香ばしい香りが立ちこめてきます。
※目安は、ダイズの皮が割れるくらいまでがポイント。
④炒ることができたら、火を止めてしばらく予熱のままで冷まし、その後紙に広げて冷まします。
※ダイズを冷ますと皮が取れやすくなります。
⑤広げたダイズが冷めたら、ダイズの皮を除(のぞ)きます。
⑥紙かバットを下において、上から少しずつ落(お)とし、
うちわなどであおいで大豆の皮だけを吹(ふ)きとばします。
⑦皮を吹き飛ばした大豆を粗(あら)い目のふるいにかけて小さな皮を取り除きます。
⑧皮を取り除いた大豆をミキサーで粉砕(ふんさい)します。
※はじめは断続的に動かし、ある程度細かくなったら15秒の連続運転を数回繰り返します。
⑨粉砕したきな粉を目の細かいふるいにかけ、残っている皮を除いてできあがりです。
⑩細かいふるいにかけ、残ったダイズの粒がたくさんあるようであれば、
再度ミキサーで粉砕し、細かいふるいにかけてきな粉にします。
※1 【中火で12分程度炒ります】
加熱をするだけなら、電子レンジで3~5分程度加熱すれば良いようです。
こちらの方が手っ取り早くて簡単ですが、香ばしさをだしたいなら炒る方が良いでしょう。
電子レンジにかける時間は出力によって調整します。
炒り終わりは、「節分の豆と同じ状態になること」 を判断基準とします。
※2 【15秒の連続運転】
ミキサーが回り初めてしばらくすると、ミキサーの壁面にきな粉がこびりついて、
粉砕装置が空回りをはじめます。
このままでは粉砕することができないので、粉砕装置が回っている間に、
ミキサーの側面外側をたたいてこびりついているきな粉を粉砕装置に落とすようにします。
こうすると空回りを防ぐことができ、均一に挽くことができます。