ブログタイトルの「晴航雨読」のわりにはあまり「雨読」を書かないなと言うことで久しぶりにスタインベック
この前はシェイクスピア全集を読み直したけれど面白くなかった。
あれは要するに欧米の他の文学を理解するためや、欧米人の常識のバックになっている知識を得るには良いのだけれど、文学としてはいまは面白くないというのが僕の感想だ。
で、今年になってからは John Steibek を読み直している。
まあ、これも今や古典の部類だと思いますけどね...
あれは要するに欧米の他の文学を理解するためや、欧米人の常識のバックになっている知識を得るには良いのだけれど、文学としてはいまは面白くないというのが僕の感想だ。
で、今年になってからは John Steibek を読み直している。
まあ、これも今や古典の部類だと思いますけどね...
今読んでいるのが TAVELS WITH CHARLEY
1960 Sep~Dec の4ヶ月間、キャンピングカーで旅した時のエッセイみたいなものだ。
これは文学作品というよりもスタインベックのアメリカ人論なのかなぁ...
1960 Sep~Dec の4ヶ月間、キャンピングカーで旅した時のエッセイみたいなものだ。
これは文学作品というよりもスタインベックのアメリカ人論なのかなぁ...
約50年前に彼が使ったキャンピングカーがこれ


このころはキャンピングカーなんて一般的ではなくて特注だったようだ。
その後、彼がノーベル賞を受賞したので、このキャンピングカーは今でも保存されていて、何かのときにはパレードに参加するらしい。

その後、彼がノーベル賞を受賞したので、このキャンピングカーは今でも保存されていて、何かのときにはパレードに参加するらしい。

彼が4ヶ月かけて全米を旅したコースがこれ


ニューヨークから北上して、カナダには入らずに大陸を西に横断し、カリフォルニアからニューメキシコそして大陸を東に横断してぐるっと帰ってくる。
この本は特定の町の紹介ではなくて、途中で出会ったアメリカ人の気質、性格などに関して彼の感想が書かれている。
対象は人であり、普通の旅行記のようなガイドブックではない。
この本は特定の町の紹介ではなくて、途中で出会ったアメリカ人の気質、性格などに関して彼の感想が書かれている。
対象は人であり、普通の旅行記のようなガイドブックではない。
僕はアメリカには仕事で数回行っただけで、しかも言葉も満足にしゃべれないのでアメリカ人に関して語る資格はないのだけれど、現地で会うアメリカ人は映画にでてくるアメリカ人とはちゃいますわ。
その違いがなにかがよくわからないのだけれど、TAVELS WITH CHARLEY を読んでいると、何となくその違いとその理由がわかるような気がする。
その違いがなにかがよくわからないのだけれど、TAVELS WITH CHARLEY を読んでいると、何となくその違いとその理由がわかるような気がする。
この本を久しぶりに読み返してるけど、シェークスピアよりもずっと面白いですわ。