本日も娘はおやすみです。

昨日の夜一応

明日は学校どーする?

って聞いたら

行くというので、送っていけるよ

と、伝えたのだが、数分後に


「やっぱり休みたい」


と言ったので


「オッケー、おやすみね。

 むりしないで休み休みいこうね」


と答えた。

娘はニコニコして、

朝までスヤスヤよく寝た。




五月雨登校になり出した

小四の前半とか

もっとさかのぼれば

行き渋りがあった小1の後半

あの頃から私が

こういう言葉をかけられていれば

ここまで拗れることはなかったのかもな。

時間が戻せたらなぁ。

やり直せたらなぁ。

あのころは

どうにか学校に行ってほしくて仕方なかった。

休んだらその分家で勉強!の

いちばんの悪手をやってた。

今思えばなんであんなに

勉強や学校にこだわる必要があったのか?





少し離れたところに住むママ友。

今はたまに近況メッセージする程度。

同い年の息子さんがいて

繊細なタイプで、行き渋りあり

早い段階で他学区への転校をしたり

数ヶ月休ませてフリースクール行ったり

サードスペースを色々活用して

とっても上手に危機を切り抜けてる。

たぶん不登校をこじらせないための

親の対応の模範ロードがあるなら

こんな感じだろうなと思う。




詳しく聞いたことはないけれど

たぶんそのママ友自身も

かなり繊細なタイプで

もしかしたら自分の過去の経験と重ねて

お子さんに対応しているのかもしれないと

予想している。





私はどちらかというと

学校の恩恵を受けてきた側の人間で

学校は好きではなかったけど

不登校にはならなかったし

友達にも恩師にも出会えて

いわゆる普通の道を疑問なく歩いてきた。




だから

娘が不登校になって荒れて

価値観がぐるんとひっくり返る経験をして

ようやくそのママ友の凄さがわかった。




こどもの命や心の健康より

大事なものなんてないんだよな。





娘が少しずつ学校に戻ろうとしている今

もう同じ轍は踏みたくないから

娘の選ぶ道を、後ろから支えて歩くだけ。

笑顔で過ごせたらそれで良い。







新しい価値観を持てたことは

ありがたきこと。

不登校バンザイなんてことは

たぶん一生思えない思わないけど

人間として成長させてくれた

娘には心から感謝している。