・生後95日 2812g NICUがいっぱいなので、新生児室に移動。
他の赤ちゃんを見にくる、家族に、ガラス越しから、酸素や点滴をしたりしている駿を眺められ、視線を感じる日々が続きました。
そりゃ、見るよね!!まっいいか。。。

・生後107日 3000g突破 この頃には酸素も外れる時間が増えて、足に酸素と心拍を確認する機会のみになりました。最初の頃とくらべると、かなりすっきりして、抱っこもしやすくなっきました。ミルクも鼻のチューブも外れて、口から哺乳瓶で50ミリ飲めるようになりました。ですが、50ミリ飲むのに40分くらいかかるのです・・・・・・・
飲ますのに苦労しました。
本当なら、未熟児ちゃんは、体重2000グラムを超えて自分でミルクを飲めたら退院できるのですが、駿の場合、目の状態が良くなくて、週に2回の眼科検診が1回になったら退院しましょうと言われていました。

・生後113日目 3158g 退院!!やっとやっとこの日が来ました。
思い返すと、この約4ヶ月は、凄く早かった。人生の中でも、一番早く過ぎていった、内容の濃い4ヶ月を過ごしたと思います。
700gの赤ちゃんを産むなんて・・・よく、ドキュメンタリー番組でNICUの番組があった時は必ず見ていたので、まさか、自分が産む事になるなんて、思っても創造もしていなかったですから。貴重な日々でした。

とにかく、駿!!偉かったね。頑張ったね。と、駿に感謝しました。
神様は、なぜ私達夫婦に、こんなにリスクがある赤ちゃんをプレゼントしてくれたんだろうと、日々考えていました。
私に何の試練を与えようとしてるんだろう・・・
私に何を気付かせようとしているんだろう・・・
私に何を学ばそうとしているんだろう・・・
でも、子供の時から、辛いことがあると、優しい人間になれるんだと言うふうに自分意言い聞かせてきていた私。
また、優しさの引き出しが増える!
そして、新しい家族が増えて笑いも増える!
駿を通して、新しい出会いが増える!
なんと、気付けば、色んな良い事が沢山増えていたのです。
私にとっても、家族にとっても、人として大事な事を駿は沢山、プレゼントしてくれていました。
難聴や弱視など、障害が残る確立は高いですが、得るものもいっぱいあるんだと強く思いました。
駿にしか、伝えられない事がいっぱいあると思うと、もっともっと、特別な何かを誰かに伝えてあげれるよな、素敵な大人に育てなくちゃと、母として力が沸いてきちゃいました。
駿ありがとう!!
これからも、みんなで笑って暮らそうね。

小さく産まれたあなたからのプレゼント