鶯関神社(おうかんじんじゃ)の創建年代は不詳である。当社は、奈良時代に行基が開いた奈良街道の交通の要衝であった堀溝の里の関所が、うぐいすの名所であったことから「鶯の関」と言われ、鶯関神社として鎮座している。当神社は、京都嵯峨の野々宮と同じ天照皇大神を御祭神としており、天皇の即位のときに伊勢神宮に奉祀された斎宮が立ち寄られた由緒ある神社であるとのこと。江戸時代初期に領主の永井濃守尚政の時に、鶯の関所址に野々宮から神社を移し、菅原道真公を合祀し、明和四年(1767年)に鶯関神社と称したと伝えられている。 

 

   御祭神 : 天照皇大神、菅原道真公、野々宮大神

   所在地 : 大阪府寝屋川市堀溝2-12-20

 

鳥居

嘉永七年(1854年)に建立された鳥居。

 

鳥居の扁額は、従五位勲四等大邨屯の書であり、社頭額は明治二十五年十月に山階宮晃親王の御筆によるものとされている。

 

 

拝殿

 

 

 

本殿

 

本殿

 

末社の天神社

 

 

 

樹齢500年の大クス