法然寺(ほうねんじ)は法然上人が元久二年(1205年)に高野山への参詣の帰途、聖徳太子の生誕地・橘寺へ立ち寄られ、そして、村人への念仏往生の教えを説くために紀寺に関係のある当地に少林院を開いて念仏化導の道場とされたのが始まりである。

その後、大永八年(1528年)に、知恩院第6代門跡の保誉上人が、夢で法然上人より「香久山の麓の寺はせまけれど、高きみのりを説きて弘めむ」との歌を賜ったことから、門跡を辞し当山に隠居されて、寺号を法然寺と改められたと伝えられている。当寺は、法然上人二十五霊場の第十番札所である。

 

   宗 派 : 浄土宗

   御本尊 : 阿弥陀如来

   所在地 : 奈良県橿原市南浦町908

 

 

山門

 

 

本堂

 

 

 

鐘楼