宗像神社(むなかたじんじゃ)は京都御苑内に鎮座し、平安京が遷都された翌年の延暦十四年(795年)に、後の太政大臣・藤原冬嗣公が桓武天皇の命により、皇居鎮護の神として創建された。

三代実録などの古文書には、当社を小一条殿と称され、清和源氏の祖である清和天皇御降誕の地と記されている。また、花山院家紀には、花山天皇の御代、内裏を一時的に移され、花山院殿と称されたとされている。

 

   御祭神 : 多紀理比売命(たぎりひめのみこと)

         多岐都比売命(たぎつひめのみこと)

         市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)

 

   所在地 : 京都市上京区京都御苑9

 

鳥居

 

花山稲荷神社

御祭神は倉稲魂神で、左大臣・花山院家忠公の時より明治初年まで当神社の別当であった公卿・花山院家の守護神として境内の南の楠の大木の下に祀られた。

 

京都観光神社

御祭神は猿田彦大神で、昭和四十四年(1969年)に、京都を訪れる観光客の無事息災と業界の発展のために建立された。

 

 

 

 

拝殿

 

本殿

 

境内社の金刀比羅宮、繁昌稲荷社、少将井社

金刀比羅宮の御祭神は、大物主神、崇徳天皇で、文化三年(1806年)に讃岐丸亀藩主の京極能登守により祀られた。

1806年)

 

当神社の御神木である樹齢600年を超える大楠の樹皮。