枚岡神社(ひらおかじんじゃ)は、皇紀前三年に神武天皇の詔により、天種子命が国土平定を祈願して、天児屋根命・比売御神の二神を本殿背後の霊地・神津嶽に祀られたのが始まりと伝えられている。

その後、孝徳天皇白雉元年(650年)に中臣氏である平岡連等により、現在の地に奉還された。そして、称徳天皇神護景雲二年(768年)に天児屋根命・比売御神の二神が、春日大社に分祀されたことから「元春日」と呼ばれ、その後、経津主命・武甕槌命に二神が増祀された。

 

   御祭神 : 第一殿 天児屋根命

         第二殿 比売御神

         第三殿 武甕槌命

         第四殿 経津主命

 

   所在地 : 大阪府東大阪市出雲井町7-16

   電 話 : 072-981-4177

 

二の鳥居

 

 

 

 

拝殿

 

 

拝殿

 

 

拝殿

 

中門・透き塀

 

 

本殿

手前から順に、第二殿・第一殿・第四殿・第三殿

 

末社・一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)

 

常和の水

 

摂社・若宮神社

 

出雲井

 

末社・飛来天神社(ひらいてんじんしゃ)

 

遥拝所

榊の木を通して、皇居、伊勢神宮、橿原神宮、神津嶽を遥拝する。

 

白水井

 

 

末社・天上地祇社(てんしんちぎしゃ)

 

枚岡梅林

 

枚岡梅林から大阪市内を望む

 

枚岡神社「神氣」の御朱印

神氣(しんき)とは、神さまご先祖さまから授かった命の奥にあるもので、これが衰えると、ケガレ(枯れ)て病気になるとのこと。我々のご先祖は、神居ます山や杜に入って大いなる神さまの氣をいただき、弱った氣を元の氣に返した。これが元気で、元は神さまの意が含まれているとのこと。

己を振り返って絶えず懺悔し、生かされて生きていることに、感謝と喜びの心を抱くと、神氣が蘇り元気になる。