堤根神社(つつみねじんじゃ)の創建年代は不詳であるが、今から約1600年前に、当地に流れていた淀川がよく氾濫を起こすことから、茨田氏(まんだうじ)の一族により日本で最初の堤である茨田堤(まんだつつみ)が築かれ、茨田堤の鎮守として茨田氏の先祖である彦八井耳命を祀ったのが当神社の始まりと言われている。また、平安時代の延喜式神名帳には、河内国茨田郡五座の第一位に列せられており、門真市最古の神社とされている。
御祭神 : 彦八井耳命(ひこやいみみのみこと)
菅原道真公、若宮大神
所在地 : 大阪府門真市宮野町8-34
拝殿
本殿
史跡 茨田堤の碑
茨田堤は日本最古の堤防であり、日本書紀の約千六百年前の仁徳十一年の記述に「仁徳天皇は、洪水や高潮を防ぐことを目的として淀川に茨田堤を築いた」とあり、茨田堤は当時の淀川分流の流路に沿って築かれた大規模な治水工事であったとのこと。
蛭子社および九頭八幡社
稲荷社
堤根神社の御朱印