比売久波神社(ひめくわじんじゃ)の創建年代は不詳であるが、延長五年(927年)の延喜式神名帳に記載のある神社で、御祭神は久波御魂神、天八千千姫命である。社名は蚕桑(ひめくわ)を意味し、「桑の葉」を御神体としたと伝えられており、隣接する糸井神社と共に、この地域が古代より、養蚕・絹織物の生産に関わる地域であったとされている。

 

   御祭神 : 久波御魂神(くばみたまのかみ)

         天八千千姫命(あまはちちひめのみこと)

   所在地 : 奈良県磯城郡川西町唐院473

 

 

 

 

 

拝殿

 

 

拝殿内の多数の絵馬。

 

 

 

本殿と境内社の大国主神社

 

 

本殿と境内社

本殿は、春日大社の摂社・若宮神社本殿を移築したものと伝えられ、江戸時代初期とされている。

 

境内社

蛭子神社と春日神社

 

 

遥拝所

 

箕輪寺跡

比売久波神社の神宮寺として、円通大師が創建された寺院で、神社の祭祀は寺の僧侶が関わっていた。

 

境内