東大寺 二月堂(にがつどう)は、良弁僧正の高弟・実忠の草創と伝えられており、この堂で修二会が旧暦の2月に行われることから二月堂の名で呼ばれている。修二会は、「お水取り」として広く知られており、古都に春を呼ぶ行事として毎年3月1日~14日に行われる。
二月堂は、寛文七年(1667年)の修二会の時に堂内から出火し焼失したが、2年後に再建された。
御本尊 : 十一面観音
所在地 : 奈良市雑司町406ー1
良弁杉と二月堂本堂
本堂
二月堂本堂の正面の舞台より、大仏殿を望む。
閼伽井屋(あかいや)
手前の建物が閼伽井屋で、修二会に際して、毎年3月12日に、この屋内の井戸より本尊・十一面観世音菩薩にお供えするお香水(閼伽水)を汲む儀式を行うところ。
東大寺二月堂「南無観」の御朱印