伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)は奈良時代の和銅四年(711年)二月の初午(はつうま)の日に、稲荷大神を稲荷山に祀ったのがはじまりと伝えられており、五穀豊穣・商売繁昌・家内安全の守護神として広く信仰されている。稲荷神は、全国で最も多く祀られている神で、三万社を超えるとされており、当社はその総本宮である。シンボルの狐は、稲荷大神のお使いで、霊狐として人々の願いを稲荷大神に伝えてくれるとされる。

 

   御祭神 : 宇迦之御魂大神、佐田彦大神、大宮能売大神、田中大神、四大神

   所在地 : 京都市伏見区深草薮之内町68

   電 話 : 075-641-7331

 

 

楼門

天正十七年(1589年)に豊臣秀吉が造営したとされている。

 

外拝殿

   

内拝殿

 

 

本殿(右側)

稲荷造りの本殿は、応仁二年(1468年)の兵火により、境内の殿舎が焼失したが、明応八年(1499年)に再建されたもの。

 

権殿

 

 

奥宮

 

 

千本鳥居

 

 

奥社奉拝所

 

 

 

奥社

 

根上がりの松

 

 

下之社

下社神蹟は、稲荷山の三ノ峰で、七神蹟のひとつで白菊と崇められている。

 

中之社

ここ二ノ峰は、中社神蹟で青木大神と崇められている。

 

上之社

ここは、稲荷山(標高233m)の山頂で、一ノ峰の上社神蹟で末広大神と崇められている。