科長神社(しながじんじゃ)の創建年代は不詳であるが、元は二上山に鎮座していた二上権現と称された神で、延喜式神名帳には「河内国石川郡 科長神社」と記され、式内社に列せられている。そして、暦仁元年(1238年)に現在地に遷座したと伝えられている。御祭神は、風の神である級長津彦命・級長津姫命であり、配祀として素盞嗚命、品陀別命、建御名方命、武甕槌命、経津主命、天児屋根命、天照大神を祀っており、江戸時代までは八社大明神と称していた。

また、この地は神功皇后誕生の地という伝承があるとのことで、社宝に神功皇后所用と伝えられる雛形の兜があるとのこと。

 

   御祭神 : 級長津彦命(しなつひこのみこと)

         級長津姫命(しなつひめのみこと)

   所在地 : 大阪府南河内郡太子町山田3778

 

 

鳥居

八社大明神の扁額が掛かっている。

 

拝殿

 

 

 

本殿

 

 

本殿

 

本殿左横の境内社

 

本殿右横の境内社

 

本殿

 

金毘羅大権現

 

金平大明神

 

 

境内