深草北陵(ふかくさのきたのみささぎ)は京都市伏見区にある天皇陵で、鎌倉時代から室町時代における持明院統の歴代の12人の天皇陵および伏見宮の栄仁親王の墓であり、深草十二帝陵と呼ばれている。

この地は、鎌倉時代に安楽行院が創建され、この寺の法華堂に嘉元三年(1305年)に後深草天皇の遺骨が納骨された。その後、後深草天皇の系統である持明院統の天皇たちの遺骨を安置するようになった。

 

 第89代 後深草天皇(ごふかくさてんのう): 御父(御嵯峨天皇)

 第92代 伏見天皇(ふしみてんのう): 御父(後深草天皇)

 第93代 後伏見天皇(ごふしみてんのう): 御父(伏見天皇)

 北朝4代 後光厳天皇(ごこうごんてんのう): 御父(光厳天皇)

 北朝5代 後圓融天皇(ごえんゆうてんのう): 御父(後光厳天皇)

 第100代 後小松天皇(ごこまつてんのう): 御父(後圓融天皇)

 第101代 稱光天皇(しょうこうてんのう): 御父(後小松天皇)

 第103代 後土御門天皇(ごつちみかどてんのう): 御父(後花園天皇)

 第104代 後柏原天皇(ごかしわばらてんのう): 御父(後土御門天皇)

 第105代 後奈良天皇(ごならてんのう): 御父(後柏原天皇) 

 第106代 正親町天皇(おおぎまちてんのう): 御父(後奈良天皇)

 第107代 後陽成天皇(ごようぜいてんのう): 御父(誠仁親王)

 栄仁親王(よしひとしんのう): 御父(崇光天皇)

 

   陵 形 : 方形堂

   所在地 : 京都府京都市伏見区深草坊町

 

 

 

 

 

深草北陵の拝所

 

 

 

深草北陵の御陵印(桃山陵墓監区事務所)