走田神社(はしりだじんじゃ)の創建年代は不詳であるが、平安時代の延喜式神名帳に記載された式内社で乙訓十九座の一つであり、春日四柱を祀っている。

文明年間(1469~1487年)に妙見社となり奥海印寺・長法寺地区の両村の産土神として崇敬されてきた。かつての妙見社は、寂照院という寺の鎮守であったが、明治の

の神仏分離後には走田神社と呼ばれるようになった。

なお、走田神社の名前は、初穂(走り穂)を作る田んぼ、つまり早稲田という意味だそうで、早稲田の守護神を祀る神社である。

 

   御祭神 : 天児屋根命、武甕槌神、経津主神、姫大神

   所在地 : 京都府長岡京市奥海印寺走田3

 

鳥居

 

 

 

勧請縄(大しめ縄)

12個の御幣(榊)を取り付けた注連縄で、この御幣の下がり方によって年間の気候や豊凶を占っていたとのこと。

 

拝殿

 

 

本殿

覆い屋の中に納まっている。

 

 

 

 

境内社

 

稲荷社、熊野社

 

春日社

 

 

 

境内から、山崎の戦いの古戦場を望む。

 

走田神社の御朱印(長岡天満宮にて授与)