蔵王堂光福寺(ざおうどう こうふくじ)は天暦九年(954年)に、第六十二代・村上天皇の勅願により、吉野金峯山で蔵王権現を感得した僧・浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)が、平安京の裏鬼門を守護する地を求めていたところ、この地を蔵王権現有縁の地として創建した。

光福寺の寺号は、弁財天女の異名「福宝光明女」、山号の医王山は薬師如来の別名「大医王仏」に由来するとのこと。

毎年8月31日の八朔祭法楽会に奉納される当寺が発祥の「久世六斎念仏」は国の重要無形民俗文化財に指定されている。

 

   宗 派 : 西山浄土宗

   御本尊 : 蔵王権現

   所在地 : 京都市南区久世上久世町826

 

 

参道

 

仁王門

 

 

樹齢300年の楠

 

地蔵堂

 

拝殿

 

蔵王堂

中央に御本尊の蔵王権現を祀っており、左側に観世音菩薩・地蔵大菩薩、右側に役行者・浄蔵貴所を祀っている。

 

 

 

蔵王堂

 

薬師堂

 

 

不動堂

 

子守勝手社

勝手大明神と子守大明神を祀っている。

 

弁天社

 

 

光福寺の山門