宇治神社(うじじんじゃ)の創建年代は不詳であるが、仁徳天皇元年(313年)の創祀とされており、この辺りは応神天皇の離宮跡でもあり、皇子の菟道稚郎子命の宮居跡と伝えられている。

応神天皇崩御(310年)後、菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)と大鷦鷯命(おおさざきのみこと)とが3年に亘り互いに皇位を譲り合った。菟道稚郎子命は、自らが皇位に就くのではなく、宮居のあった宇治の地で自らの命を絶つという選択をし、兄である大鷦鷯命に皇位を譲った。この出来事を悲しんだ大鷦鷯命が仁徳天皇として即位した仁徳天皇元年(313年)にこの地に菟道稚郎子命の神霊を祀ったことが創祀であるとされている。

延長五年(927年)の延喜式神名帳には宇治神社二座とあり、宇治神社と隣の宇治上神社の2座とされ、御祭神は両神社ともに菟道稚郎子命である。

 

   御祭神 : 菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)

   所在地 : 京都府宇治市宇治山田1

 

宇治川と朝霧橋

 

鳥居

 

 

拝殿(桐原殿)

 

 

 

中門

 

本殿

 

 

 

春日神社、日吉神社、住吉神社

 

廣田神社、松尾神社、高良神社、伊勢神宮

 

 

前回参拝時の御朱印